突然ですが「わーちゃん」ってご存知ですか?
今もの凄い勢いでバズっている2歳の男の子、わーちゃん。
まだチャンネル開設から1年未満にも関わらずTikTokのフォロワーが約76万人もいる恐るべき2歳児なんです!!
この、わーちゃんがめちゃめちゃ可愛くて癖になるんです。
とはいえ、子供関連の動画は、SNSにたくさんあります。
では、なぜ数ある子供動画の中でわーちゃんがここまでバズっているのかというと、わーちゃんが可愛いことはもちろんですが、他の動画と差別化されているからです。
TikTokでは、初投稿でも動画の内容が良ければ「バズる」ことが出来るので、ぜひ真似できるところは取り入れてみてください!
わーちゃんの基本情報
※2023年9月時点では2歳
性別:男の子
好きなもの:バナナ、笑点
裏方撮影者、編集者:パパさん 使用カメラ:iPhone13
動画の内容を簡単に説明すると、日常の中で繰り広げられるパパとの会話や、観るとクスっと心が和む、ありのままのわーちゃんが観れるような癒しコンテンツです。
※2023年9月15日時点 | フォロワー数 | いいね数 |
TikTok | 766,600人 | 34,700,000数 |
Youtube | 31,200人 | – |
180,000人 | – |
わーちゃんが一番バズった動画「バナサプ集」
わーちゃんの大バズり動画バナサプを観てみよう!
なんとこの動画、再生数3090万回!!(2023年9月15日時点)
わーちゃんといえば、バナナサプライズの略「バナサプ」です。
バナナが大好きなわーちゃんは、パパが無言でバナナを目の前に差し出すと、
「バナナ!バナナ、キタ!!」と必ず言うのが、お決まり。たまらなく可愛いんです。
バナサプはコンテンツ内で企画化していて、わーちゃんが「バナナ!バナナ、キタ!!」といつまで言うのか、言わなくなったらバナサプを終了するという検証企画みたいになっています。
ハマりすぎて、バナサプをTikTokで真似する大人たち
そして、わーちゃんのバナサプが密かな盛り上がりを見せています。
わーちゃんのバナサプにハマった大人たちがバナサプを真似して動画を撮っています。
テキサプ(テキーラサプライズ)やビルサプ(ビールサプライズ)と文字ったものもあり、それぞれの方法でバナサプを楽しんでいます。
他とここが違う!「わーちゃん動画」の魅力を考察
萌えギャップ!2歳児なのに笑点が好きという掴み
なんと、わーちゃん。1歳の時から笑点が大好きでなんだそう。
動画の中でも笑点の歌を一人で歌っていたり、テレビの前でそれぞれ師匠の名前を呼びながら拍手したり、笑点観ながらリズムを取ったりして楽しんでいます。
笑点といえば、お年寄りが見ているような古いイメージがあるところを、それを2歳の小さな子供が大好きで観ているというギャップです。
この「ギャップ」こそが、一つ目の大きな差別化ポイントです。
わーちゃんは、本当に笑点が好きなので決して狙っているわけではありませんが、このギャップにやられた視聴者も多いはず。
なぜなら、実は人間はそもそも本能的にギャップが大好きなんです。
ギャップ要素があるだけで、初見で観た人の興味を本能的に惹きつけることが出来ます。
例えば、よく「好きなタイプはギャップがある人」と言う人いますよね。
一般的にギャップと聞くと、あくまでも個人的な趣味思考で「ギャップ」が好きと思われていますが、実は人間みんな本能的にギャップを好みます。
いわゆるギャップに弱い人は、本能が強いだけなんですよね。
なので、あまり知られていませんが実は、物を売るためのキャッチコピーなんかにもギャップは多く使われているんです。
わーちゃんは、本当に笑点が好きなので狙ったものではありませんが、キャラ設定する際などにもギャップを上手く活用したり出来そうですよね。
バズらせたい方は、ぜひ「ギャップ」を武器にできそうか考えてみてください。
一度みたら、見ずにはいられない恒例企画がある
わーちゃんの恒例企画といえば、バナサプです。
改めてバナサプとは何か説明すると、バナナが大好きなわーちゃんに対しパパがこっそりバナナをわーちゃんの前に忍ばせます。
バナナを見つけたわーちゃんは、興奮して「バナナ!バナナ、キタ!!」と言いながらバナナに寄ってきます。そして、わーちゃんがこのセリフを言わなくなったらバナサプ企画終了です。
そして、動画の最後に美味しそうにバナナを食べるわーちゃんを見届けることで、またどんどん好きになっていく、、まさに沼です。
ここでのポイントは、2点あります。
1つ目は最後にわーちゃんがバナナを美味しそうに頬張るシーンが、必ず入っている所です。
視聴者は、このお決まりの流れを期待して観るようになり、そして毎回、期待どおりに可愛い食べっぷりでわーちゃんがバナナを食べるシーンを観ることで期待が裏切られず、信頼感がうまれてきます。
2つ目は、恒例企画といえど、わーちゃんの反応次第でいつ企画が終わるかわからないという点です。
「いつ終わるかわからない」という前提があると、視聴者は「お決まりセリフ言ってくれるかな?」と期待しながら一歩踏み込んで観ることができます。
ただ無心で動画を観るのと比べ、視聴者サイドがアクティブな態度で観てくれることにより、コメントやいいねの反応も増え、ファン化もしやすくなります。
【コンテンツ流れ】
1) わーちゃんが遊んでいたり、何か別のことに気を取られているときにパパがバナナをわーちゃんの気がつきそうなところにチラつかせる。
↓
2) バナナに気がついたわーちゃんは、ハッとした表情を浮かべ、嬉しそうに「バナナ、バナナキタ!!」と言う
↓
3) 美味しそうにバナナを頬張るわーちゃん
正直、バナサプは子供だから成立する気がしますが、「いつ終わるか分からない恒例企画」を取り入れるという観点では真似できそうですよね。
視聴者の心を代弁するようなパパのコメントの絶妙さ
動画を見ていると、どうしてもツッコミたくなるような事ってありませんか?
例えば、動画に対して自分が心でツッコミしたことを動画の中の第三者が同じことを言って「私と同じこと言ってる!笑」や「ほんとそれ!笑」とニヤリする事ありません?
わーちゃんの場合、パパが視聴者の思ったことを代弁するかのように、ごもっともなコメントをしてくれるんです。
実際の動画で説明します。
上記はわーちゃんが「コッペパン」とうまく言ず、自分でもおかしくてニヤニヤしながらコッペパンの発音を練習している動画ですが、なぜか普段は出ていないヨダレがこの時だけ溢れでてくるんです。笑
この動画を見た人は「自分で笑っちゃってるやん!笑」「めっちゃヨダレ出てる笑」とツッコミたくなる人が多数いるはず。
そしたら、絶妙なタイミングでパパが「自分で笑っちゃってるじゃん」「どんだけヨダレだすねん。」とわーちゃんに突っ込みます。
視聴者が思っていたことを、パパがわーちゃんに言ってくれることにより、
パパの言動に共感→パパのコメントに対するわーちゃんの反応を見て満足&面白さが増す→さらにチャンネルが好きになります。
この楽しみ方ができるのもまた、わーちゃん動画の魅力ポイントです。
また、変に子供扱いするような言葉使いでなく、2歳の我が子に対しても大人に話すような口調で接しているのもオモシロ&差別化ポイントです。
Webマーケの視点から見るわーちゃんの勝ちポイント
わーちゃんが一番バズっている動画のバナサプ集。
冒頭でも紹介したバナナサプライズの10本まとめ集です。
基本的にわーちゃんの動画は高確率でバズっているのですが、バナサプ集だけ桁が違うバズり方をしています。
一体なぜここまで、バズったのでしょうか。
それは、主に三つ理由があると分析しています。
①動画の尺が1分以上あったこと
②大人気動画の10本まとめ集だった
③バナナ!は世界共通でバナナ!海外ファンも獲得
一つずつ解説していきます。
①動画の尺が1分以上あったこと
実はTikTok側のアルゴリズムにより、1分以上の動画が優遇されている現状があります。
わーちゃんの動画は基本短いのですがバナサプ集は2分半くらいの尺になっています。
ちなみに、TikTokが動画を評価する上で、下記の評価軸にしたがって評価しています。
ぜひ動画作りの参考にしてみてください。
②人気動画の10本まとめ集だった
バナサプがある程度人気があると分かった上での10本まとめ集だったので、すでにファンになっている人はもちろん再生しちゃいますよね笑
人間は「まとめ」が好きです。
知ってる動画だけど、「まとめ」とあると普段と違う特別感が出ます。
「スペシャル」のワードも特別感があって良いかもしれません。
③バナナは世界共通でバナナ!海外ファンも獲得
TikTokは日本語の動画であっても世界中の人にオススメされます。
「バナナ!バナナきた!」これは日本語が分からなくても、バナナを目の前に子供が喜んでバナナと叫んでいる動画は日本語がわからない外国人からしてもシンプルで分かりやすいですよね。
わーちゃんのコメント欄を見ると、日本語が多いものの、さまざまな言語で書かれているコメントもチラホラ存在します。
それはきっと、この「バナナ」の単語がどの国の人でも分かる単語だったということが言えます。
わーちゃんの分析から分かるバズる真似ポイント
- ギャップをつくる
- 恒例企画をつくる
- コメントで視聴者の声を代弁する
- 1分以上の尺にするとバズりやすい
- 人気が出てきたタイミングでまとめ動画を投稿する
- 海外ファンが欲しければ、簡単な外来語を入れてみる
いかがでしょうか?
あまり難しくなく取り入れられそうなものばかりではないでしょうか。
ちなみに、もし真似することに嫌悪感を抱く方がいるならば、それはセブンの真似をしたファミマやローソンを否定しているのと同じです。
ビジネスは真似をするが基本です。そこから、差別化のためにオリジナル感を出していけば良いんです。
まとめ
TikTokのフォロワーが約76万人もいる恐るべき2歳児、わーちゃんを分析してみました。
あまり動画がバズらないな〜という方や、これからTikTokに参入する方の参考になれば幸いです。
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