ブログを書くと決めたら、まず必ずしなければいけないこと。
それはターゲット設定です。
ターゲット設定というと、簡単に聞こえますが想像よりも奥が深いです。
ターゲットになる読み手に対しどれだけ心を馳せ、どれだけ理解をするかどうかで書ける記事の質も変わってきます。
コンセプト設定で悩んでいる方にも有益なので、ぜひ読んでいってください。
✔︎ブログのターゲット設定のやり方が分かる
✔︎ブログの価値を高めることができる
✔︎読まれるブログを書けるようになる
誰にどんな未来を届けるかを追求する
結論、ターゲットを決めるにあたり、一番最初にすべきことは
誰にどんな未来を届けるか
を考えることです。
これは、これから運営していくブログメディアの価値となる部分なのでとても重要です。
なぜ、「誰にどんな未来を届けるか」が大切なのかと言うと、これを突き詰めることでターゲットが明確になり、読み手にとって心に残るような記事を書くことができるようになります。
読み手は自分の悩みを解決してくれる記事に価値を感じます。
例えば、人が検索エンジンを使ってネットで検索するとき、何かの悩みを解決するために検索しています。
検索ワード | 悩み |
---|---|
東京 観光 おすすめ | 東京観光したいが、どこに行って良いかわからない |
ブログ 書き方 | ブログの書き方を知りたい |
唐揚げ レシピ | 唐揚げの作り方がわからない |
悩みの大小はありますが、悩みを解決するために検索していますよね。
つまり、言い換えると、悩みを解決した未来を手に入れるために検索をしているということです。
「誰にどんな未来を届けるか」を考えるということは、読み手の悩みを解決し、読み手が理想とする未来にいくことができると思える、それがブログの価値となるわけです。
誰に?を具体化する
さて、読まれるブログのターゲット設定において
誰にどんな未来を届けたいか
の「誰に」の部分を深掘りして考えて行く必要があります。
もし、すぐに思いつかなければ「誰のどんな悩みを解決してあげたいか」と言い換えてみると良いかもしれません。
ビジネスでターゲット設定をする際に、よくペルソナといいます。
ターゲットとペルソナは類語にされやすいですが、意味が大きく異なります。
ターゲットは該当しそうな多数を指すのに対して、ペルソナは自分が役に立ちたい理想的な人物(個人)を指します。
上手くいっているブログメディアは、このペルソナが明確です。
たった一人のペルソナに、ペルソナの悩みを解決して、ペルソナの思い描く理想未来にいけるようなブログ構成になっています。
ペルソナは実在する人物を想像できるほど詳細に!
ペルソナは自分が役に立ちたいと思う理想的な人物です。
そのドンピシャな「一人」を狙い、共感を得るためには、ペルソナの設定をとても細かく、そしてリアルに行う必要があります。
なぜかと言うと、実際にいそうだけどいない架空の想像人物になっては意味がないためです。
また、マニアックすぎる人では共感は得られませんよね。
例えば、極端ですが一妻多夫をしたい80代女性をペルソナにしても、そんなブログを書いたところで誰からも共感を得られないし、誰の心にも届くブログは書けません。
リアルとはどういうことかと言うと、客観的に条件を聞いた時に「分かる、そういう人いるわ〜」と思えることです。
具体的に何をするかと言うと、下記を設定します。
ペルソナ設定のために決めること
- ピンポイントの年齢
- 性別
- 職業
- 年収・貯金
- 結婚しているか、バツイチか
- 子供はいるか、いる場合何人いるか
- 恋人はいるか
- 性格
- 趣味
- 生い立ち
- 将来の目標
- 現在抱えている人生の悩み100個
大事なのでもう一度言います!
ポイントは、「こう言う人いる!!」と思えるかどうかです。
ペルソナを設定する手順
悩み100個書き出す
【人生お悩みテンプレート】
- お金の悩み
- 仕事の悩み
- 恋愛の悩み
- 夫婦の悩み
- 友人関係の悩み
- 家族と人間関係の悩み
- 健康の悩み美容の悩み
- 趣味の悩み
ペルソナの理想世界と悩みに相違がないか確認する
冒頭に「誰にどんなみらいを届けるか」を考えることが大切とお話ししました。
その際に考えた理想の未来とペルソナの悩みと相違がないかチェックしてみましょう。
例)ペルソナ→34歳女性。育休中だが、もうすぐ育休が終わるが職場復帰するか、退職するか迷っている。パートは稼げないため、出来るならフルタイムと同等くらいで稼げる仕事を在宅でしたい。
理想の未来 | 悩み |
|
|
出来上がったら、周りの人に人物像が想像できるか確認
ペルソナがきまったら、まわりの家族、友人に人物像を描けるか、また悩みに共感は得られるか聞いてみましょう。
なぜ、この作業が大切かというと需要を確認するためです。
ブログも同様、ビジネスを始めるには需要があるかどうか確認することはとても大切です。
自分は需要があるか分かるから大丈夫!と思っていても以外と無駄にペルソナ設定を狭めすぎていたりして、チャンスを狭めていることがあるので注意が必要です。
例えば、私の場合ペルソナの住んでいる場所をシンガポール(理由なし)にしていたので、シンプルに日本の方がリアルで共感が得られますよね。
誰かに聞く際にも、ポイントなのは、
「あ〜、いるいるそういう人。確かに、こういう人ってこれ悩みだよね。
と簡単にイメージ、共感できることです!
過去の自分をペルソナにするのもOK
過去の自分に設定するのも、もちろんOKです!
自分の経験したことの無い人生の悩みを考えるのは難しいですが、過去の自分だと思い出すだけなので簡単に悩みを書きだすことができます。
例えば、当時自分が悩んでいたことは、大抵は必ず誰かも悩んでいることです。
中学生は受験の悩み、大学3年生の悩みは就活、将来のこと、30代女性は子育ての悩み等、誰もが抱える悩みについて想像しやすく、ペルソナに寄り添ってあげられます。
ブログ初心者の方は、昔の自分をペルソナに設定するのもお勧めです。
まとめ
ペルソナとは、自分が役に立ちたい理想的な人物(個人)
ペルソナの設定をとても細かく、そしてリアルに行う必要がある
ペルソナ設定のために決めること
- ピンポイントの年齢
- 性別
- 職業
- 年収・貯金
- 結婚しているか、バツイチか
- 子供はいるか、いる場合何人いるか
- 恋人はいるか
- 性格
- 趣味
- 生い立ち
- 将来の目標
- 現在抱えている人生の悩み100個
-ペルソナ設定のために悩みを100個書き出す
-ペルソナの理想世界と悩みに相違がないか確認する
-出来上がったら、周りの人に人物像が想像できるか確認
過去の自分をペルソナにするのもアリ