まず、最初にお伝えしたいのが
マーケティングを理解することは、ビジネスにも強くなるという事です。
なぜなら、世の中のビジネス90%はマーケティングだからです。
マーケティングは誰にとっても関係のある話なので
しっかり理解できるまで読んでいただけたらと思います!
難しい事は言わないので安心してください!
これだけ読めば、初心者でもマーケティングを理解でき
マーケティングってオモシロイ。と思っていただけると思います。
マーケティングって何?
いいえ、集客だけでなく、商品の企画から販売、売り上げを立てるまでのトータルプロセスの事を言います!
例えば、あなたがクッキーを売るため商品の企画と販売をし売り上げを立てます。
例:クッキーの味はチョコチップ味にして、形は可愛いもの好きの女子たちのために、可愛いハート柄にしよう。
売る場所は、すぐお店を構えられるわけじゃないから、まずは仲良しの商店街のオッチャンに頼んで、オッチャンのお店で売らせてもらおう。
↓
オッチャンと交渉成立
↓
商品を販売開始
↓
商品が売れる
↓
売り上げができた!
ここまでの一連の流れ全てがマーケティングという事です。
理想的なマーケティングとは?
マーケティングの神様と言われているオーストリア出身の経営学者である
ドラッカーさんは言いました。
営業活動をなくすことじゃ!
つまり、「美味しいクッキー買ってください!」と営業しなくても物が売れる状態が理想という事です。
営業をしなくても売れるパターンは2つあります。
パターン1:元々欲しいと思っている人
例:もともと美味しいクッキーを探していた
パターン2:興味はあるけど、欲しいまでは気持ちが高くない人
例:クッキー好きだし、食べてみたいけどダイエット中だしやめとこ
1)の元々欲しいと思っている人は、クッキーを買う気で探してくれていたのだから、すぐ買ってくれます。
逆に
2)の興味はあるけど、欲しいまで気持ちがない人は、
例えば、クッキーは好きで食べたい気持ちはあるけど、ダイエット中というのを理由に購買意欲はない状態だったとします。
なのでこれだけでは、購入に至らないので
欲しくなるように教育する必要があります。
例えば:「見た目も味も美味しい手作りチョコチップクッキー!オッチャン商店での限定販売!残りあと3つで売り切れです!」
すると、どうでしょう。
教育したことで、2)の人も今日はクッキーを買うつもりがなかったのに
買ってくれるようになるんです!!
人が行動に移す時は、必要性と緊急性の両方が揃っている時!
人間が行動を移すのには、必要性と緊急性が必要です。
これは必要性だけではダメで、必ず必要性と緊急性の2つが揃っていることがポイントです。
よく説明上手な営業マンでも、売り上げが上がらない人がいますが、
必要性の話ばかりしていて、緊急性の話をしていないからということがよくあります。
なぜ緊急性がないといけないのかと言うと、
人間の生存本能に基づく仕組み(ホメオスタシス)のせいなんです。
人間の体からしたら生命維持が最重要事項なので、現状生きられているのであれば
生きている状況を維持しようとし、変化することを嫌います。
要は、変化をすることで死ぬかもしれないと本能が危機察知をしているためです。
このホメオスタシスのせいで、人間は行動するのを躊躇います。
先ほどのクッキーの例で考えてみましょう。
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2)の興味はあるけど、欲しいまで気持ちがない人
→クッキーは好きで食べたい気持ちはあるけど、ダイエット中なので購入意欲なし。
→そこで欲しくなるように教育してみます。
例えば:見た目も味も美味しい手作りチョコチップクッキー!オッチャン商店での限定販売!残りあと3つで売り切れです!」
↓
必要性:クッキーが好きで食べたい
緊急性:限定販売?!ここでしか売ってないんだ!しかも、もう少しで売り切れだから早く買わないと!
↓
購入「まいどあり〜!」
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ここで緊急性がなく、必要性だけある場合、
「クッキーが好きで食べたい」と思いながらも
“今クッキーを持っていない状況で生きられているのに、クッキーを手にした自分に変化したくない”と無意識にホメオスタシスの本能が行動にブレーキをかけます。
したがって必要性だけでは、行動する理由にはならないのです。
なので、緊急性を伝えると心のブレーキが取れ、行動に移してくれます。
ホメオスタシスについては、別途記事があるのでぜひ読んでください。
まとめ
いかがでしたか?
この記事を読む前より、マーケティングへの理解が深まっていたら嬉しいです。
また、もしあなたが営業をされている方であれば
お客様に必要性と緊急性の両方の観点からお話すると
面白いくらい売れるようになるので、ぜひ実践してみてください^^
もしくは、周りにいる方が物が売れずに困っていたら、教えてあげてください!
- マーケティングのゴールは【営業活動を無くすこと】
- 営業活動を無くせるパターン2つ
(1)元々欲しいと思っていた人(顕在欲求層と言う)
営業せずとも、欲しいと思っている人を見つければ買ってもらえる。
(2)興味はあるけど、欲しいまでは気持ちが高まっていない人(潜在欲求層と言う)
→行動させるには、必要性と緊急性の観点から教育する必要あり。なぜなら人は必要性と緊急性の両方が揃っていないと行動しないから。 - なぜ人は必要性だけでは行動しないのか?
→人間の生存本能であるホメオスタシスのせい。
現状維持をしようとして、変化を嫌う性質。
例:購入することで、それを持っていない現在から、それを持っている未来へと変化することを恐れる。
そのホメオスタシスという名の心のブレーキを取るには緊急性が必要!
行動させるには、必要性と緊急性の観点から教育する必要がある!!
ここで、より理解を深めるために最後にもう一つ!
よかったら、より感覚的に実感できるよう下記質問について考えてみてください^^
Q.自分が即決で買い物をしたときの購入した理由を必要性と緊急性の観点から考えてみてください!
ちなみに私は、
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【即決】1万円する赤ちゃんの鼻水吸い取り機
子供の鼻がずるずるしていて息がしにくそうだった。
必要性→鼻水を吸って呼吸を楽にしてあげたい。
緊急性→今すぐにでも!コンビニで売っているなら走って買いにいきたいくらいでした。
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こうして考えると、凄くすんなり理解できました。
なるほど、マーケティングって面白い!!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。