究極、怪しい壺でも売れてしまうコピーライティング。
実はQUESTフォーミュラーと呼ばれるセールスの黄金法則があるんです。
うまく利益を出せているWebサイトや広告では、実はQUESTフォーミュラーが使われています。
大企業も個人事業主もビジネスの規模は関係なく、この法則を使えば望む通りに人を行動に促すことができるのです。
ビジネスで成功するために、これを活用するのと、活用しないのでは、結果に大きな差がでます。
例えば、いくら良い商品でもQUESTフォミュラーが活用されていないと売れません。逆に、変な怪しい壺もQUESTフォーミュラーを使えば売れてしまいます。
そのため悪用厳禁です。
本稿では、すぐに取り入れられるようQUESTフォーミュラーの実践的なやり方を分かりやすく解説していますので、ぜひ読んでマスターしてください。
ライティングの種類は3つある
ビジネスで成功を出したければ、そもそもライティング力を身につけることが必須です。
なぜなら、人を動かすための本質は、文章だからです。
例えば、Instagramやメルマガを使って集客するのも文章を使います。Youtubeで商品を紹介する際も、台本を元に動画を作成しますが、台本も文章です。
このように文章を通して、人を行動させます。
一般的にライティングと聞くと、コピーライティングを想像して全部ごちゃ混ぜに考えている方が多いのですが、ライティングには3種類あります。
- 自分のメディアにアクセスを集めるためのライティング
- アクセスを集めた後に、あなたの理想世界を伝え、その理想世界を欲しくなるように教育する文章
例:結果にコミット!で有名なライザップさんは、読者のスリムになった自分を実現するための未来を読者に伝え、その未来を手に入れるためになぜライザップが必要なのかをWEbサイト上で教育している - 行動を促す文章(コピーライティング)
余談ですが、もしライティング力を身につけたければコピーライティングから取り組む事をお勧めします。
なぜなら、日常にコピーライティングを使用したものがたくさんあるので、理解しやすいためです。また単純に自分の書いた文章で人がやる気になったり、行動しているのを見ると文章の面白さに気がつくことができます。
コピーライティングとは?
コピーライティングには、2種類に分類され
- キャッチコピーを考えるイメージライティング
- 人を行動に促すセールスライティング
があります。
ここで言う、コピーライティングとはセールスライティングの事です。
コピーライティング全体に興味がある方は、こちらの記事をご参考ください。
そもそも人はどんな時に物を買う?
人間はどんな時に物を買うかと言うと、購買意欲がかき立てられた時です。
例えば、街でたこ焼きを買った場面を想像してください。
美味しいか美味しくないかは食べてみないと分からないので、美味しいからたこ焼きを買ったのではありません。
美味しそうという購買意欲をかき立てられたから購入します。
人は無意識に購買意欲だけで、購入するかしないかを判断しています。
QUESTフォーミュラーは購買意欲を掻き立てることのできる黄金法則だから、商品を売ることができるんです!
なんでも売れるQUESTフォーミュラー
QUEST(クエスト)フォーミュラーを使えば、なんでも売れるようになります。
人に行動して欲しいときに使える、セールス黄金法則をマスターしましょう!
QUESTフォミュラーとは下記のことを言います。
Qualify(興味付け):どんなメリットがあるか興味を惹きつける。
Understand(理解・共感): 相手の悩みに共感する
Education(教育): 悩みを解決できる理論を話す
Stimulation(刺激): 悩みを解決した時のことを想像させる
Transition(行動): 申し込みをさせる
順番に解説していきます。
Qualify(興味付け):どんなメリットがあるか興味を惹きつける
文章の最初の導入部分で興味付けをします。
この興味付けはとても重要で、興味づけが弱かったり、出来ていないとそもそも文章を相手に読んでもらえません。
例えば私が今から、1日5分で100万円稼ぐ方法を教えますと言ったら、知りたいと思って絶対読みますよね。それは、最初に興味付けされているからです。興味付けをしっかりされて入れば、最後まで読む気になれます。
なので興味をもってもらうために、それを読むことでどんなメリットがあるのか、どんな理想世界を届けられるのかをしっかり書きましょう。
具体的に、何を書けば良いかというと実績が既にある方は、実績を提示できるのが一番有効です。実績があれば、文章に信憑性が出るので信頼してもらえ、この文章は有益だと思ってもらえます。
実績がない場合は、権威性を引用することが効果的です。
権威性とは、社会的地位や立場が自分よりも上の場合、無意識に相手の言うことや主張を憂いれてしまう性質のことです。
例えば、ビジネス関連の商品であれば、「あのスティーブ・ジョブズも使っていた」や、ダイエット関連であれば、「世界的トップモデル、ミランダカーも御用達」など社会的に有名で結果を出している人を引用することです。
最初の慣れないうちは、基本的には相手にとってどんなメリットがあるかを明確に書くことができればOKです!
Understand(理解・共感): 相手の悩みに共感する
相手の悩みに共感する文章、つまり実践者の悩みを書きます。
例えば、ターゲットが持っているであろう悩みをいくつか書きます。悩みはできるだけリアルに具体的に書いたほうが良いです。
それを見た相手は、私もそうだ〜、その気持ち分かる!と共感してもらえるよう、悩みにリアリティを持たせるというのがポイントです。
Education(教育): 悩みを解決できる理論を話す
その悩みをどうやったら解決できるのかをここで説明します。
確かに、それなら自分の悩みを解決できそうだ!と思わせるのが目的です。
できれば、相手にとって新鮮で、あまり聞いたことがないと理想的です。
Stimulation(刺激): 悩みを解決した時のことを想像させる
理想の未来、悩みが解決された未来を想像させて、欲求を刺激します。
一般的にお客様の声を使うのが一般的です。
Transition(行動): 申し込みをさせる
買ってください、参加してください等、行動させる。
限定感を使うと効果的です。
例えば、期間限定や今だけ20パーセントオフ!などなど。
QUESTフォーミュラーを実際に使っている例
例えば、結果にコミットで有名なライザップもとても上手にQUESTフォーミュラーを使っているので、ライザップを例として挙げさせていただきます。
①Q興味付け:⭐️期待以上の効果が出た!90.8%⭐️
解説→実績提示をしています。
②U理解・共感:ライザップ始める前は、こんなことに悩んでいました。
「太っているため今まで彼氏ができたことがない!」
「太っている自分に自信がないので、痩せて自信をつけたい!」
解説→実践者の悩み。太っていることが原因な悩みをできるだけ具体的に紹介。
③E教育 :個別指導、マンツーマンであなたの食生活、生活環境をヒアリングしプロがあなたに合ったやり方を提案します。あなたの生活環境にあった特別メニューだから痩せることができるます。
解説→なぜ痩せることができるのか、論理的に説明する。
④S刺激 :「痩せられて生まれて初めて彼氏ができました!」「理想体重の自分を手に入れることができ、自信が持てました!毎日が楽しいです!」
解説→悩みが解決できた後を紹介する。一般的にお客様の声として書いている。
痩せたら自分もそうなれるかもしれない、自分の理想未来を手に入れられるかもしれないと思わせる。
⑤T行動 : 無料カウンセリングはこちら
→期待値がマックスになった段階で、無料カウンセリングのボタンをさりげなくそっと置いておく。
売るだけじゃない!「行動を促す時に使う」と覚えよう
もうお分かり頂けていると思いますが、QUESTフォーミュラーは商品を売る時だけではありません。行動を促す際に使います。
例えば、集客をしたいときです。
スクールに参加して欲しい、サービスを利用して欲しいなどお客様を増やしたい際に活用できます。
商品を売る=QUESTフォーミュラーと覚えがちなので、ぜひ行動を促す=QUESTフォーミュラーと覚えてください。
そうしたら、この黄金法則をより様々な場面で役立てていただけます!
QUESTフォーミュラー攻略のコツ
QUESTフォーミュラー攻略のコツは、2つあります。
1つ目は、QUESTを最初に箇条書きで書き出してから、文章を書き始めることです。
日本一の現役Webマーケターもこのやり方をしています。
最初に箇条書きでQUESTの書く内容を決めておけば、迷子にならずに狙った文章を書くことができます。
2つ目はずばり!基礎を守ることです!
QUESTの順番にも、内容にも全てに意味があり、QUESTフォーミュラーの法則が成り立ちます。
よくオリジナリティーを出そうとする方がいますが、正直結果が出なくなるので、初心者の未熟なうちはまずは基礎を徹底してください。
そうすると必ず結果が出ます。
まとめ
いかがでしたでしょか?
QUESTの法則はシンプルで簡単なのに、結果が出しやすい黄金法則です。
また、これを知っているとあなたも見ただけでQUESTフォーミュラーだ!と分かるようになるので、冷静に見極めることができ騙されにくくなります。
QUESTフォーミュラーを知らないのでは、九九を知らないで掛け算をするのと同じくらいもったいない事なのでぜひ、覚えて役立てていただけると幸いです!